異世界の強者達

〜この話には、他の皆さんの作品からのキャラが出ている恐れがあります〜

ゼクロス・アークウィンドさん

episode8「相手は邪神を滅ぼした者」

「・・・ククク・・・アーハッハッハッハッハ!!」

のび太は何故か高笑いをした。

「もうすぐだ・・・もうすぐで・・・俺は・・・あいつらへ復讐が出来る・・・!チャンスを与えてくれてありがとう・・・『デスペラトゥ』」

<なーに、俺はただ貴様に同情して復讐のチャンスを与えてやってるだけだ・・・>

のび太は何者かと会話を交わしていた。

「武・・・スネ夫・・・貴様らのような悪魔は・・・俺が倒す・・・」

のび太はニヤリと笑みを浮かべ、戦いの場へと向かった。

「ククク・・・ついに始まりやがった決勝戦・・・優勝すれば・・・ハハハハ!!」

「笑ってないでさっさとしろよ」

のび太に安雄は突っ込んだ。

「なーに、これから『向こう側』のあいつらと戦う事を想像すると笑いが止まらないのさ!クヒャヒャヒャヒャヒャ!!」

この時、彼を「狂人」だと思った人間は一人以上はいた。

「さあ・・・始めるとしよう!この最高な戦いを!」

のび太はそう叫ぶとステージに三人組が上がった、それは

「あれは・・・僕だ!それに、あの子は?」

『並行世界(向こう側)』のドラえもんと『竜沢 竜也』だった。

「何だよ、ガキかよ!楽勝じゃねえか!」

「・・・」

竜沢は武の言葉に反応すると、あっと言う間に彼の懐へ駆け出した!

「何!?」

動揺する武、そして

「グハアァッ!」

彼は思いっきり腹部を殴られ・・・信じ難い事に気絶した。

「ええぇぇぇぇぇーっ!?」

スネ夫は思わずそう叫んだ。

「竜沢君を甘く見たね・・・彼は世界三大組織の一つ『ZECS』の総帥にして・・・大人顔負けの力を持ってるのさ」

と「向こう側」のドラえもんは言い放った。

「・・・そ、総帥は伊達じゃないという事か・・・権力も強ければ戦闘力も高い・・・文武両道って言えばいいかな?」

ドラえもんはそう呟いた。

「先程の戦いは見せてもらったよ・・・良い戦いだったよ・・・だけど」

竜沢はドラえもんの方向に向くと

「それは僕達に通用するかな?」

と余裕の表情を見せ、そう言い放った。

「では決勝戦を始める・・・果たして勝つのはもう一人の自分か?それとも」

のび太はそう言い放つと試合を始めた。

「お前の実力・・・見せてもらうぞ」

と新羅隆司はドラえもんに向かい言い放った!

「いくぞ!変身!」

"change omega form"彼はΩフォームに変身した途端、彼に殴りかかった・・・が

「・・・粋がる様な強さでは俺には勝てない」

彼に腕を簡単に?まれ攻撃が出来なかった。

「そ、そんな・・・Ωフォームが!?」

彼は先程の光景でそう叫んだ。

「どこを見ているんだ!」

そこに二人が襲い掛かった!

「よりにもよって強い人二人掛かりかよぉぉぉぉ!?」

「それが戦いだ・・・竜沢君、カイゼスとシュヴァイツ以外のメンバーと応戦してくれ!」

とドラえもんはカイゼス、シュヴァイツとの相手を任せ、竜沢は他のメンバーの相手をした。

「カイゼス・・・別世界でも君とは親友だって事か・・・それにシュヴァイツも」

「・・・まぁ、こんな事も悪くは無い・・・」

「・・・ふ・・・何とも奇妙な戦いだ」

カイゼスとシュヴァイツはそう呟くと「レーザーブレード」で彼と応戦した。

「いくぞ!スラッシュリパー!」

ドラえもんはカイゼスにスラッシュリパーを仕掛けた!

「良い動きだ・・・(この動き・・・こちら側の彼よりも・・・流石、ZECSとやらの隊員でもあるな・・・)」

カイゼスは見事に攻撃を防いだ、その頃・・・彼らは竜沢に苦戦していた。

「君達に一騎当千というものを教えてあげよう」

「それだけはご勘弁をぉぉぉぉっ!!」

竜沢の言葉への返事はそれだった、が、彼はもちろん容赦はしない。

「ふん!」

「何で、いきなり僕なのおぉぉぉっ!?」

スネ夫は彼に一瞬にして気絶させられた。

「・・・これって・・・ピンチって奴・・・?」

一方、ドラえもんは

「く、な、何て強さだ!」

ドラえもんはそう叫んだ、彼はΩフォームからデスティニーブレイカーに変身はしたが、それでも苦戦していた。

ちなみにデスティニーブレイカー時の馬力は230馬力であるのに対し彼の方が20馬力勝っていた。

「変身しても、その程度か・・・別世界の友よ」

新羅は二刀流の大剣を構えながら、そう言い放った。

「さ、流石新羅隆司君・・・元・ジャッジメント・ゼロ総帥は伊達じゃないって事か・・・」

彼はそう呟いた。

「・・・デスティニーブレイカー・・・<運命を打ち破る者>か・・・良い名を持つヒーローのお前を敗北させるのも惜しいな・・・だが」

「それでも勝たなければならない・・・そうだろ?」

そう言ったドラえもんは武器を召還した、それは「バニティリッパー」だった。

「超秘剣!バニティリッパー斬翔乱舞!」

といきなり新しい技を編み出して命名した途端、鞘から「バニティリッパー」を抜き、高速で彼に向かって行った!

「はぁっ!ふん!とりゃ!たあぁっ!!」

彼に容赦なく連続攻撃を仕掛けた、しかし一方の彼もそれを剣で見事に防御している。

「チェストォォ!!」

「何!!」

ドラえもんは最後に新羅隆司に斬りかかった!

「良い攻撃だ・・・!自己再生が追いつかない・・・」

新羅隆司はかすり傷を負った、攻撃は強力だったのか半分しか傷は再生されていなかった。

「じ、自己再生能力とは厄介な物だな・・・」

そしてカイゼス側は

「やるね・・・だけど、僕の方が一枚上手だね」

「く・・・」

あちら側のドラえもんと対等した彼らだが、まだ二人は苦戦していた。

「この動き、太刀筋・・・私と・・・いやそれ以上!!」

カイゼスの言葉から、あちら側のドラえもんの強さが伺えた。

「ふ、まだだ!食らえぇーっ!」

「しまった!!」

シュヴァイツは今まで習得した剣技を一斉に放った。

「うわあぁぁぁ!!」

ドラえもんは総攻撃を受け斬り飛ばされた。

「・・・やったか!?」

だが

「流石だ・・・よし、僕達も本気を出そう!」

彼の言葉に

「分かった」

竜沢は彼の元に集った、この時三人以外すでに気絶していた。

「その形態がお前の本気なら、俺も本気を出す」

新羅隆司も彼の元に駆け寄った。

「僕達の本当の力、見せてあげよう!」

と三人は謎の機器を取り出した。

「ま、まさかそれは・・・何かの変身ツールか!?」

ドラえもんはそう叫ぶと、彼らは謎の機器にナンバーを入力した。

 

"「9」「1」「0」 Installation preparation"

「変身!」

「装着」

"「9」「6」「7」 Installation preparation"

「装着!」

"「1」「0」「3」 Installation preparation"

 

そして彼らに「鎧」が装着された。

「あれは・・・パワードスーツ!」

カイゼスは彼らを見てそう言い放った。

「「「Installation completion」」」同時にその音声が鳴り響いた。

「さぁ第二ROUNDと行こうか・・・」

その時の三人の姿はまるでスパロボに出てくるロボットのようだった。

「く・・・何故だか、勝てる気がしなくなっちゃったよ・・・」

ドラえもんはこの光景に嘆いた。

「勝てるさ・・・お前は強いだろう・・・?だが・・・確かにその通りだな・・・」

カイゼスも彼と同じく嘆いていた。

「お前ら・・・情けないぞ・・・俺達はまだ戦えるだろう・・・!最後まで諦めるな!」

シュヴァイツの言葉に彼らは

「そうだね・・・」

「その通りだ・・・俺達は最後まで戦う!」

と絶望から這い上がった。

「では第二ROUNDを始めよう!」

竜沢の言葉で、第二ROUNDが始まった

続く

 

〜オマケ〜

パワードスーツ

詳細:彼らの纏っているパワードスーツは彼らが「邪心戦争」で搭乗した機体を元に作られている。

ドラえもんは「カイゼリオン」新羅隆司は「クロノウス」竜沢竜也じゃ「イレイザー」である

 

ゼクロス:ついに出しちまった・・・あいつらを・・・

ドラ:何であそこまで強くしておくの・・・?

のび太:仕方ないだろう・・・あいつらだからな・・・

ゼクロス:ゲームネタを相当入れすぎたし、ちょっと宣伝的になってるな・・・

のび太:確かに・・・まぁそんなわけだ

ドラえもん:次回を待て!

 

episode9「人に阻まれ、人を憎み、愛を求める」

「第二ROUNDは僕達の勝利で終わらせる!というわけで」

ドラえもんは鶏のような道具を取り出した。それは「遠くの人起し用目覚し」だった。

「皆、起きろーっ!!」

とドラえもんは「遠くの人起し用目覚し」で気絶してるメンバーを全員起こした・・・が

「・・・それは僕(俺)達に死ねと言ってるのか!!」

と共闘を拒否した。

「ジャイアン、君は特別だ!」

「ええぇぇぇ!?」

ドラえもんはジャイアンを無理やり戦闘に参加させた。

「・・・うぅ・・・ちくしょおおおぉぉぉーっ!!」

武はヤケクソになり三人に襲い掛かった。

「・・・ふん」

もちろん彼らには通用しなかった。

「いくぞ!突撃ぃーっ!!」

ドラえもんの掛け声で三人は彼らに向かって行った。

「はぁ!」

「遅い!」

ドラえもんは「バニティリッパー」で攻撃を仕掛けたが新羅には回避された。

「・・・流石にこの大剣では不利だな・・・俺も武器を変えさせてもらう」

新羅は手を振りかざした、するとどこからか剣のような武器が彼の手に渡った。

「このクロノブレイカーの力・・・見せてやる!」

それは彼の双剣「クロノブレイカー」光子力の刃を持つ片方とレーザーの刃を持つ片方で別れている。

「いくぞ!」

「来い!」

ドラえもんと新羅の剣の交し合いが始まった。

「ふん!はっ!」

「ぐ・・・強い!」

シュヴァイツは竜沢と戦っていた。

「・・・まさか・・・僕が幼児だと思って互角以上に戦えると思ったのかい?」

「く!(このままでは・・・合体も考えなくてはな・・・)」

彼の言葉は自信に満ち溢れていた。

「さあ行くぞ!」

「来い!」

竜沢はシュヴァイツに蹴りかかった。

「食らえ!」

「甘い!」

竜沢は飛び蹴りを放ったが、シュヴァイツに素手で受け止められ一寸動きを止めると

「ふん!」

竜沢は更に蹴りを放とうとした。

「肉を切らせて・・・骨を断つ!」

シュヴァイツは蹴りをわざと受けると

「はぁっ!!」

彼に殴りかかった!

「何!?」

彼はそのまま殴り倒された。

「やるね・・・」

「チィ!」

カイゼスは軽く舌打ちをした、ドラえもんの方が4馬力も高く剣の腕も立つので苦戦していた。

「ふ・・・タイムパトロールの最強の隊員と呼ばれた私でも・・・苦戦するとは笑えん」

カイゼスはそう呟くと

「いつまで怯えている気だ!私達三人では・・・彼らには勝てん!力を貸してくれ!」

カイゼスは彼らに向かってそう叫んだ。

「僕からもだ・・・頼む!怯えてないで助けてくれ!」

ドラえもんも彼らに向かってそう叫んだ、その時彼らは

「・・・どうしよう・・・?あいつら、めちゃくちゃ強いよ?」

「でもジャイアンいるぞ」
「あ」

「うおぉぉぉぉーっ!」

「ふん」

「いてえええぇぇーっ!!」

その時、武はカウンターで新羅に蹴り飛ばされていた。

「・・・あいつら頑張ってんだ、俺達も行こう!」

「「「「「おう!」」」」

と決意を固め四人の元へ向かった。

「はあぁぁぁーっ!!」

ドラえもんは新羅に容赦なく斬りかかった!

「ふん」

ドラえもんから繰り出せられる攻撃を全て新羅は受け止めていく、そこへ

「・・・何?」

そこに何者かが銃撃した。

「俺達も手伝う!」

それは安雄の声だった。

「俺達・・・お前達に出番奪われまくりなんだから、これも良いだろう!」

「はる夫・・・」

ライオトルーパーに変身している彼らの姿を見たカイゼス、シュヴァイツは

「皆・・・よし・・・!うおおぉぉぉーっ!!」

と叫ぶと容赦なく攻撃を仕掛けた。

「何!?動きが急に!?」

「はあぁぁぁーっ!!」

シュヴァイツは場外判定の直前の距離まで殴り飛ばした!

「ここで負ける訳には・・・いかない!」

カイゼスはそう言い放つと

「こちら側のドラえもんの剣技をまとめてみたぞ・・・!」

カイゼスは剣を構え

「ラッシュリパー!!」

カイゼスは回転斬りを放った後、三連撃を放った!

「うわあぁーっ!」

ドラえもんは場外判定直前の距離まで打っ飛ばされた。

「・・・ほう・・・やるな」

新羅はそう呟いた。

「だが・・・これはどうだ?」

新羅はそう言い放ち、構えると

「クロックアップ!!」

"clock up"そう叫んだ、すると彼の動きが大幅に・・・いや光並に速くなった。

「うわあぁぁぁーっ!!」

彼は全員を蹴り、斬りつけ、殴るで攻撃した。

「・・・・」

"clock out"その時、彼は動きを止めた。

「な、何だよ!あれは!?」

武はそう叫んだ、彼は攻撃を受ける直前にライオトルーパーに変身していたので、生身で受けずに済んだ。

「あれは・・・まさか・・・マスクドライダーの!?」

ドラえもんはそう言い放つと

「その通り・・・このパワードスーツはスマートブレインのベルトとZECTのマスクドライダーシステムのノウハウを取り入れた

最強の戦闘用特殊強化アーマーだ」

と竜沢が説明した。

「ライダー・・・だと!?いったい、そちらでは何が起こってるというんだ!?」

カイゼスの疑問に

「それは・・・僕から説明しよう・・・」

そう名乗り出たのは「あちら側」のドラえもんだった。

「『邪神戦争』・・・僕達がそう呼んでいる戦いを終わらせた後、僕達は共にその戦いの経験者である竜沢君の組織に入った・・・」

「じゃ、邪神戦争・・・だと・・・?」

カイゼスは「邪神」という言葉にキーワードを覚えた。

「このパワードスーツもその戦いで乗っていたロボットを元に作られた物で・・・僕達が参加していたオンラインゲームの

世界を現実世界に変え僕達の世界を支配しようとした『邪神』達と激闘・・・勝利した・・・」

彼は「邪神戦争」について語った。

「竜沢君はね・・・そのゲームに参加する前にとある別世界の人とコンタクトを取ったんだ」

「コンタクトだと・・・?誰だ、それは?」

シュヴァイツの言葉に

「それは・・・並行世界を漂う宿命を背負った者『ギリアム・イェーガー』『イングラム・プリスケン』さ」
と答えた。

「彼らは異世界からの侵略者が来ると僕に伝え」

「そして・・・それをきっかけに『ZECS』を組織、パワードスーツの技術を彼らから教わったわけだ・・・」

カイゼスの言葉に

「ああ、その通りさ」

と答えた。

「ほう・・・ギリアムとイングラムか・・・」

のび太は知ってるかのように言い放った。

「知ってるのか!?」

「ああ、戦士を集める為にあらゆる異世界を回ったんだ・・・それは知っている」

と答えると

「ギリアム・イェーガーはな・・・自分の機体『XNガイスト』の所為でとある軍隊を呼び寄せてしまった野郎だ」

「その軍隊って?」

「あらゆる並行世界で戦争を起し、闘争を日常と化そうとした軍隊『シャドウミラー』だ」

とその軍隊について語ると

「それとイングラムは・・・『ユーゼス・ゴッツォ』って奴のクローンでな、奴が超神ゼストになった時に倒した人物の

一人でもある・・・まぁそれまではまだ良いんだが・・・別の並行世界では冷酷な奴だったらしいぞ・・・」

イングラムについて語り終えると、そのまま彼らを見始めた。

「・・・だからと言って、そのまま優勝させる訳にはいかないよ・・・」

「こちら側」のドラえもんはそう言い放った。

「分かってる・・・よし試合再開だ!」

竜沢がそう言い放つと戦闘を再開した。

「クロックアップ!」

ドラえもんは新羅と同じくクロックアップを発動させた。

「甘いね・・・ハイパークロックアップ!」

"hyper clock up"ドラえもんのデスティニーブレイカーはハイパーゼクターの機能もついていた・・・

もちろんハイパークロックアップなので「通常」のクロックアップより優れている

「何!?」

驚愕するドラえもん。

「はぁ!ふん!とりゃ!たあぁーっ!!」

彼はもう一人の自分にラッシュを仕掛けた!

「・・・まさかいきなりやられるなんて・・・!」

彼はそのまま場外に打っ飛ばされた。

「形勢逆転とはまだまだ言えないよ!」

"clock up"竜沢はクロックアップを発動、ドラえもん以外のメンバーを攻撃した。

「!?」

攻撃を加えられたシュヴァイツは一旦受け止め竜沢を?むと

「言った筈だ・・・肉を切らせて骨を断つと!」

と彼を思い切り殴り飛ばした!

「ゆ、油断した・・・!」

場外に殴り飛ばされた彼はパワードスーツを解除された。

「・・・もう二人か・・・」

新羅はこの状況にそう呟いた

「これが僕達の力だ!」

「いや、三人の力だろ」

彼らに新羅はそう突っ込んだ、確かにその通りだ。

「・・・」

新羅は手招きをした、それは<かかって来い>という合図でもあった。

「俺の強さにお前ら泣くかもな・・・」

新羅の言葉に

「「「「「「「誰が泣くか!!」」」」」」

この光景は電王のアックスフォーム初陣の場面に似ていた、そして数分後

「ううぇーん!」

「ふん」

全員、新羅に返り討ちにされ、場外へと蹴り飛ばされた。

「・・・まさか、こうなるとは思っても見なかった」

ドラえもんはそう呟いた。

「どうした?これで終わりか?」

新羅の一言に彼は

「こうなったら・・・!あんまり使いたくは無いけど!!」

と道具を取り出した・・・それは「ウルトラミキサー」だった

「ウルトラミキサーか・・・」

「ただのウルトラミキサーじゃない!これは一度に多くの物を合体できるように改造したんだ!皆!いくぞ!」

三体は改造ウルトラミキサーの中に入っていった。

「三大猫型融合!勇者王!カイゼル・シュヴァルガン!見参!」

それは違う称号だ!

「いくぞぉぉぉーっ!!」

カイゼル・シュヴァルガンは新羅に真っ先に駆け出した。

「俺も・・・本気を出そう・・・」

新羅は手を振りかざすと、するとドラえもんの持っていた武器を中心に双剣が合体した。

「このカイゼルブレイカーの力思い知れ!」

新羅は「カイゼルブレイカー」を構えると

「ふん!」

新羅は「カイゼルブレイカー」を振りかざした、するとそこから衝撃が放たれた!

「!?」
カイゼルは慌てて剣を構えて、防いだ。

「・・・よくここまで長期戦を繰り広げてきたものだ・・・」

新羅は呆れたかのような口調でそう呟くと

「・・・一気に決める」

「それはこっちの台詞だ!」

二人は自分の剣を構えると

「いくぞ!バニティリッパー霞斬りぃぃっ!」

「アサルトラッシャー!」

カイゼルは新羅に向かい横一閃を放とうとし、新羅の武器は光輝き、その光が巨大な刃を描いた。

「「はあぁぁぁーっ!!」」

同時に技を放った。

「ぬうぅぅん!!」

「うおおぉぉーっ!!」

技の激突会いが始まった、押されているのは・・・新羅の方だった。

「たあぁぁぁーっ!!」

「何!?」

技を押し切り、新羅に横一閃を放った!

「ぐわあぁぁーっ!!」

新羅はカイゼルの技を受け、そのまま場外へと飛ばされた

「な、何!?あいつらが・・・!」

のび太はしばらく驚愕すると

「・・・決勝戦・・・カイゼルの勝利!」

判定を下した。

「や、やった・・・」

カイゼルはそう呟くと、元の三人に戻した。

「や、やったぜ・・・ドラえもん!」

武はドラえもんに向かいそう言い放った。

「僕達のは優勝したんだ!」

と彼らは喜んでいると

「ククク!ハッハッハッハ!!」

のび太は突然、笑い出した。

「貴様ら・・・俺が願いを叶えると思ったか?まあ『聖杯』ぐらいは出してやってもいいがな」

のび太はついうっかり某元ネタ同人ゲーム用語を出してしまった。

「聖杯?」

ドラえもんはそう呟くと

「おらあぁぁぁ!いく・・・ぞ!?」

のび太は彼らの元に駆け出した・・・が、何かに躓いて転んだ。彼を転ばせた物は・・・「バナナ」の皮だった(ネタ古!)

「ん?何だ?」

その時、のび太のポケットから三つのカードが散らばり・・・見事にドラえもんの元に着地した。

「何々・・・?」

ドラえもんは三つのカードを手に取った、すると三つのカードには「戦いを続ける」「烈冥王と戦う」「機神」と書いてあった。


「な、何だ?この運命の選択肢みたいな状況は・・・(それにしても、このカードの『戦いを続ける』ってそれ龍騎じゃないのか?)」

ドラえもんはそう呟いた・・・

「どれのカードを引こうかな・・・?」

ドラえもんはしばらく悩んだ



次号、龍騎のような最終回



〜オマケ(総集編?)〜

超秘剣・バニティリッパー斬翔乱舞

詳細:ぶっちゃけ言うと秘剣ディスカッター・乱舞の太刀のパワーアップ(?)版 攻撃の最後に星が描かれている魔法陣が発現する

ジャッジメント・ゼロ
詳細:詳しくは俺のゲー(終了

デスペラトゥ
詳細:のび太の性格を変貌させた奴のようだ

ゼクロス:次回!三つの最終回だ!

ドラえもん:ちょっと待て!烈冥王ってあの機体じゃないか!?

のび太:何故、あの最強クラスの機体を俺達と?

ゼクロス:お前らシュテルン・レジセイア倒したじゃん

のび太:それとこれでは話が別だ!

スネ夫:ねえ、それよりもさ・・・僕達って・・・

武:死ぬのか?

ゼクロス:うん、何回も何回も・タイム風呂敷で・・・

武、スネ夫:嫌あああああぁぁぁぁぁぁーーーーっ!!!

のび太:ふん!次は三つの最終回だ!というわけで

ドラえもん:お楽しみに!

 

episode FINAL 「明るく楽しい……わけがありません」

最終回特別あらすじ

無事、大会に優勝したドラえもん達・・・がドラえもんの手に渡された三つのカード・・・

それにより運命が左右される

「よし、この『戦いを続ける』を」

ドラえもんは三つのカードの内一つの「戦いを続ける」を選んだ、その瞬間、それ以外のカードは風に乗りどこかへと消えた。

「誰だああぁぁぁぁーーっ!!ここにバナナの皮置いた奴はああぁぁぁぁぁーっ!!」

のび太は起き上がり激怒すると、周りの物を破壊し始めた。

「(実はそのバナナの皮を置いたの俺・・・今まで真剣ムードだったからな!)」

犯人は・・・ゼクロスだった。

「の、のび太君・・・?君・・・一体・・・?」

ドラえもんの呼びかけに彼は

「俺か?実はな・・・この大会で優勝したら願いを叶えるってのは嘘だよ!聖杯は出すけど」

とのび太は余計な事を付き足しながらそう言い放った。

「ええぇぇぇーー!?ていうか聖杯って何!?」

「聖杯っていうのは某元ネタ18禁同人ゲーの願いを叶える物だよ!良い子はこのソフトをしないようにな!」

彼らは驚くと同時に質問をし、のび太はそれに丁寧に説明した。

「それって結局、嘘じゃないじゃん」

スネ夫は彼に言い放つと

「何故、俺がこの大会を開いたか・・・お前達には分かるか?」

「mらないよ」

のび太の問いに彼はそう答えた。


「答えを言う前に、ジャイアン、スネ夫、ちょっと来い」

のび太は武とスネ夫をこちらに呼び寄せると

「正解は・・・」

のび太は二人の首を掴むと

「お前達二人を殺す為だ!」

と自らの目的を明かした。

「な、何で!?そんな事をする為に!?そんなの無意味だ!」

ドラえもんの言葉に彼は・・・

「確かにそうかもしれねえ・・・けど!それじゃ俺自身が納得できないんだよ!」

「・・・のび太君」

「奴らの所為で・・・いや奴らがいなければ・・・のんちゃんの事を含めて今までの悲劇は起きなかった!」

彼はただのび太を見つめていた。

「だからデスペラトゥ!俺はこいつらを殺す!俺を哀れだと思ってくれるなら力を貸してくれ!デスペラトゥ!!」

のび太の言葉にデスペラトゥは

<のび太・・・分かった・・・>

と答えた、するとのび太に漆黒の翼が生えた・・・それは「漆黒の堕天使」をイメージさせた。

ちなみにこの光景はα外伝のサイバスターvsネオ・グランゾンに似ていた。

「な、何で僕までえええぇぇぇぇー!?た、助けてよ!」

スネ夫の助けを求める声に

「自業自得だよ、大人しく受け入れるんだね」

とドラえもんは拒否した

「そ、それタイムパトロールが黙っちゃいないぞおおぉぉぉーっ!!」

とスネ夫は叫んだ

「わ、悪かった!俺達が悪かった!もうイジメない!奪った物も全て返す!だから・・・許してくれええぇぇぇぇーっ!!」

武の悲痛な叫びに彼は

「茶番は終わりだ・・・」

と言い放つと

「パワーレベル・・・<人間>」

のび太はそう呟くと二人の首を絞め始めた。

「く、苦しい・・・助けて・・・」

スネ夫の悲痛の言葉はのび太には聞こえなかった。

「スネ夫さん!武さん!皆!どうして助けようとしないの!?」

静香の言葉に安雄とはる夫は

「だって、あいつらが悪いんだし」

「そうそう、あいつらさえいなくなれば練馬区は一時平和さ!」

と喜びながらそう言い放った。

「カイゼスさん、シュヴァイツさん!」

静香は二人に呼びかけた・・・が

「答えないよ、しばらく彼らを眠らせてるから・・・」

とドラえもんは冷酷にそう答えた。

「そ、そんな・・・」

静香は絶望した。

「パワーレベル<超人>」

のび太の力は段々と強くなっていた・・・

「ぎゃあああああぁぁぁぁーっ!!」

スネ夫の悲痛な叫びが大会中に響いた。

「パワーレベル最大!<神>」

のび太はそう叫んだ、その直後、彼らはピクリとも動かなくなった。

「武さぁぁぁぁん!!スネ夫さぁぁぁぁぁん!!」

静香の叫びが大会に響いた。

「何、悲しんでるんだい?」

ドラえもんの残酷の一言に静香は

「二人が死んで何にも思わないの!?」と叫んだ。

「タイム風呂敷」

「「「「あ」」」」

ドラえもんの一言に彼らはそう言い放った。

「ククク!ハッハッハッハ!!」

のび太は高笑いをした、そこへ死んだ二人にドラえもんが駆け寄った。

「何を!?まさか!!」

「タイム風呂敷〜」

と二人をタイム風呂敷で甦らせた。

「ひいいいいいい!!」

彼らは甦った直後、恐怖のあまりそう叫んだ。

「甦らせたか・・・そんな物!」

のび太は二人をまた掴んだ。

「ふん!」

またも殺害した、が

「はい」

とまた甦らせた

「嫌ああああああぁぁぁぁぁーーーっ!!!」

今度もまた叫んだ。

「ふん!」

のび太はまたも彼らを絞殺した、しかしまたも甦らせられる。

「ふん!」
「はい」
「は!」
「はい」
「ふん!」
「はい」

と殺されては甦らせ、殺されては甦らせがしばらく続いた。そして

「・・・もう良い!」

のび太はついに諦めた、この時彼らが死んだ回数・・・50回

「・・・なるほど・・・そういうストレス解消法が」

と客席でその一部始終を見ていた宮古はそう呟いた。

「よくあんな事を人前で・・・」

とシルフィーもそう呟いた。

「う、うわあああああああぁぁぁぁぁぁぁーーーーっ!!」

武とスネ夫は先程の恐怖で気絶した。

「これで彼らはもう下手糞過ぎる歌や聴いてて殺意が芽生える自慢話はしないだろうね♪」

ドラえもんはそう言い放った、当たり前である。

「くそ・・・こうなったら・・・!戦闘開始だ!」

とのび太はそう言い放つと手甲とあろうことか剣にもトンファーになる万能武器「デスブレードトンファー」を召還、取り出した。

「よし!いくぞ!」

ドラえもんは眠らせた二人を改造ウルトラミキサーに一緒に入った。

「再登場!勇者王カイゼル・シュヴァルガン!さあ因縁ともいえる対決の始まりだ!」

と叫び、合体を遂げ戦いを始めた。

「まずはこっちからだ!たあーっ!」

カイゼル・シュヴァルガンは「デスティニーブレイクセイヴァー」と「邪滅救世剣(ダークブレイクセイヴァーエッジ)」で

同時に斬りかかった!が

「どうした!それが一番の友といえるお前の力か!!」

と圧倒的な力で受け止められた!

「ふん!」

のび太はカイゼルを蹴り飛ばした!

「うわあぁぁぁーっ!!」

蹴り飛ばされたカイゼルは壁を突き破った。

「・・・く・・・!」
体勢を整え、戻ってきたカイゼルだが相当消耗していた。

「こ、この力・・・野澤より!?」その力は野澤を軽く越えていた。

「どうした?それで精一杯か?」

のび太はそう言い放った、その表情は余裕に満ちていた。

「く、くそ・・・(やはりあの時みたいに神滅帝王を召還するしか・・・いや召還したら彼はのび太君を・・・どうすれば良いんだ!?)」

カイゼルが悩んでいると

「俺も手伝おう」

と決勝戦で戦った三人がステージに上がった。

「僕もだ・・・あんな残酷な事をしでかす僕なんて僕じゃない!」

仮面ライダーNOBIもステージに上がった。

「私も手伝います・・・第二回戦で秒殺された時のストレスをその人にぶつけようと思います」

とこの大会で戦った者達全員がステージに上がり、のび太に立ち向かった。

「・・・邪神の王を倒した俺達を倒せると思ったら大間違いだ」

新羅はのび太に向かってそう言い放つと、三人は一斉にパワードスーツを装着した。

「銃を授けてもらったお礼に・・・あなたを修正します」

「秒殺された時のストレス、全てぶつける!」

「正義は必ず勝つ!」

と微妙な部分の台詞が湧き出た。

「全て・・・退場<リタイヤ>させてやる!」

のび太はそう言い放つと武器を構えた。

「このままでは彼に勝つ事は不可能だ・・・」と「向こう側」のドラえもんがそう言うと

「邪神の王を倒した時と同じように『親友テレカ』を使うのか?」

新羅の問いに彼は<うん>と答えると親友テレカを取り出し

「なら!僕も!」

と「こちら側」も親友テレカを取り出した。

「「皆・・・僕達に力を貸してくれええぇぇぇーっ!!」」

と二人は同時に叫んだ、すると親友テレカは輝きを増し次元を越えあらゆる世界の友情と希望のエネルギーを彼らに与えた。

「これは・・・『カオス』と戦った時よりも力が溢れてくる!」

「これで・・・僕と渡り合える筈だ!皆いこう!」

「「「「「おう!」」」」

と意気投合をした彼らはのび太へと向かい駆け出した。

「友情だと・・・!笑わせるな!この憎悪の力こそが最強だああぁぁぁーっ!!」

と憎悪のび太(命名)はデスブレードトンファーでカイゼルに攻撃を仕掛けた!しかし

「甘いね!」

と彼の攻撃を簡単に受け止めた。

「ば、馬鹿な!?憎悪の力を持つ神の力が!?」

動揺するのび太

「チェストォォ!!」

シルフィーはのび太に斬りかかった!!

「何だと!?」

のび太は寸前に身を引いたがかすり傷を負った。

「き、傷の再生が追いつかないだと!?」

負ったかすり傷はわずかしか再生されなかった。

「銃を授けてもらったお礼です!」

と宮古は銃を超能力で浮かし彼に突撃させた。

「・・・!くそが・・・!」

のび太は殴りかかった!が

「やらせはしないぞ!もう一人の僕!」

と仮面ライダーNOBIである彼は攻撃を剣で受け止めた。

「ファイアボール!ウォーターソード!」

サリーは魔法を連発した!

「ちぃ!もう一人の俺・・・何故俺の邪魔をする!あのクズが憎くないのか!」

のび太の言葉に彼は

「もう何回も殺してるんなら復讐を果たしたと同じじゃないか!僕は君ほど愚かじゃない!」

と彼は反論すると、飛び上がった。

「いくぞ!新キック技!クロノスマッシュ!」

飛び蹴りを放った!

「ぐぉ!?き、貴様・・・!」

もろに食らったのび太は怯んだ。

「この技は叫ぶのがお約束なんだ・・・」

とドラえもんがそう呟くと

「食らえ!カイゼリオンキック!」

とパワードスーツの足で飛び蹴りを放った!

「ぐわああぁぁぁーっ!!」

のび太は思いっきり蹴り飛ばされた!

「まだまだ!」

竜沢も飛び上がると

「食らえ!イレイザースマッシュ!!」

と飛び蹴りを放ち彼を追撃した!

「貴様ら・・・調子に乗るなああぁぁぁーっ!!」

のび太はそう叫ぶと

「さあ・・・世界に絶望しろ・・・デスペラートハザード<絶望の災い>!」

と彼らを凄まじい憎悪が渦巻いた。

―のび太の癖に!―

―お前なんて消えればいいんだよ!―

―絶対に復讐してやるぞ!―

―お前さえ!お前さえいなければ!―

と彼らに負の感情の叫びが響いた

「く、な、何て悲しい技なんだ・・・」

「くそ、聞いているだけでも頭がおかしくなりそうだ・・・!」

「うぅ・・・!」

彼らに精神的ダメージだけでなく肉体にも苦痛を負った。

「だけど!」

ドラえもんはそう叫ぶと

「僕達は負ける訳にはいかないんだああぁーっ!!」とカイゼルは光輝く二刀でその渦を消した

「な、何!?こ、このデスペラートハザードを!?」

のび太は動揺していた。

「皆!一気に決めるぞ!」

「「「「「おう(はい)!」」」」

カイゼルの叫びで彼らは構えると

「チェストォォ!!」

シルフィーは彼に斬りかかった!

「くっそぉぉぉ!!」

のび太は真剣白刃取りで受け止め

「隙あり!」

宮古は全ての銃を彼にめがけて投げた

「ぐお!」

一瞬、怯むと

「後は!」

シルフィーはそこから引くと

「ファイアボール!」

サリーはのび太にファイアボールを放った!

「食らええぇぇぇ!!シヴァ・オブ・スパーダアァァッ!」

NOBIは彼に目掛けて「シヴァ・オブ・スパーダ」を放った!

「ぐわああぁぁぁ!!」

のび太は二つの技を諸に食らった!

「まだまだ!カイゼリオン・・・キィーック!!」

「イレイザースマッシュ!」

ドラえもんと竜沢は彼に向かい飛び蹴りを放ち蹴り飛ばした!

「ぬおぉぉぉ!!」

「ふん!」

更に新羅は彼に飛び蹴りを放った!

「ドラえもん!後はお前の手で奴を!」

新羅の言葉に反応したカイゼルはバニティリッパーを手に取ると

「いくぞ!新必殺!ドオォラシックゥ!スパイラルゥ!バスタアァァーッ!」

と更に勇ましくなった青龍の炎纏い彼に向かって突撃した。

「たあああぁぁぁぁぁぁーっ!!」

「ぬあぁぁぁぁーーっ!!」

のび太は「ドラシック・スパイラルバスター」を最後に食らい、壁に激突すると気絶し漆黒の翼は無くなった。

「や、やった・・・」

カイゼルはそう叫ぶと元の三人に戻し、のび太の元へ駆け寄った。

「・・・ふぅ・・・まさかやられるとは・・・」

とのび太の体から、黒く浮遊している謎の物体「デスペラトゥ」が現れた。

「お前か!のび太君をおかしくしたのは!」

ドラえもんの問いに彼は

「・・・ああ、そうさ・・・奴には強い憎悪が感じたからそれを引き出してやって性格を変貌させたのも俺だ・・・」
と答えた。

「お前・・・何者だ?」

新羅の問いに彼は

「歴史の闇に葬られた神だ」

と答えた。

「俺の本当の名は初代神滅者カリス=ライヴァー今は偽名で『カレスト=バルフェス』と名乗っている奴と親友だった『アルセイス』だ」

「カレスト・・・?ああ、彼の事か・・・」

と「あちら側」のドラえもんは知ってるかのように言い放った。

「知ってるの!?」

「うん、邪神戦争の時、神滅帝王と戦っている時に共に戦ったからね・・・」

ドラえもんの問いにあちら側である彼はそう答えた。

「何故、そのカレストの親友だと言う君がどうして?」

ドラえもんの問いに彼は

「俺達はかつて永遠に存在する世界を作る研究をしていた・・・」

と説明し始めた

「何故なら・・・どの世界の地球も70億年以上たってすでに滅亡しているからだった、俺はそれを悲しく思いその研究に没頭した」

「そして、俺達はついにその永遠に存在する世界を三つ作る事に成功した・・・」

「まさか・・・それは僕ともう一人の僕の世界か!?」

アルセイスはドラえもんの問いに

「そう・・・そして最後が今、歴代神滅者が住んでいる世界だ」

と答えた。

「だが・・・その実験の所為で・・・神滅者を増やしてしまい、とある神滅者が自分の世界を崩壊させた・・・」

「・・・」

「俺はその後、こののび太とやらの世界を漂ってる内にそいつと出会い、哀れだと思い力を貸した・・・馬鹿な神だ・・・俺は・・・」

「・・・」

説明を終えた彼は自分の本来の姿に戻した、その容姿は神だからか非常に美形だった。

「俺は俺なりに・・・良い世界を作る為に頑張ろうと思う・・・だから、お前達は自分の手で『良い世界』を作りあげてくれ・・・

後、のび太にはすまなかったって伝えてくれ・・・じゃあな」

と言い放つと彼は姿を消した。


「・・・良い世界か・・・」

ドラえもんはそう呟いた。

「う〜ん」

その頃、のび太も起き上がった。

「のび太君!」

ドラえもんはのび太に駆け寄った

「ごめんよ・・・僕の所為で」

「良いんだよ・・・それよりも・・・」

と感動(?)の場面で彼は

「聖杯はどこ?」と問い詰めた。

「とほほ・・・」

とガッカリすると聖杯を大人しく渡した、どうやら彼はその聖杯で願いを叶えたかったらしい。

「よーし」

ドラえもんは張り切ると

「皆がお互いに協力できる世界が出来ますように!」

と願いを聖杯に向かって、言い放った。すると

「あれ?」

聖杯は消えていた。

「どういう事だろう?」

ドラえもんが悩んでいると

「きっと・・・あの聖杯は自分の力が無くても、ちゃんと良い世界が出来るよと言ってるんじゃないかな?」

と竜沢は言い放った。

「そうか・・・確かにその通りだね」

と言うと

「よし!還ろう!皆で良い世界を作り上げていくんだ!」

「「「「おう!」」」」

そして、彼らは自分のいるべき世界に返って行った・・・筈だった。

「待て!」

「!?」

ゼクロスは席から立ち上がると

「ドラえもんさん、あなたにこの・・・」

ゼクロスは謎のツールを取り出した

「二体合体以上三体合体以下の戦闘能力を誇示できる、この『カイザーギア』を差し上げます!」

と彼に「カイザーギア」を授けた。

「是非、ウルトラミキサーで合体させてください!」

・・・今、ここに最強のヒーローが誕生した。

「というわけで皆さんサヨナラ!」
と彼らを元の世界に還らせた、還った後ドラえもんは「何でこんな危険物を合体させろとか言うんだ?」と思ったのは言うまでも無い


Episode Final in the Original history




〜オマケ〜

親友テレカ

詳細:ドラえもんズが所有してる道具、これでいろんな敵を倒してきたのは言うまでも無い・・・友情をエネルギーに変えるなんて

・・・これ魔法か科学の結晶体かなんかですか?現に劇中では神以上神滅者より遥かに以下の能力を得ている。

ドラシック・スパイラルバスター

詳細:簡単に言うとドラシックバスターのパワーアップ技
カイゼル・シュヴァルガン時がこれなのでデスティニーブレイカー時、二体合体時は・・・まだ考えていません

 

ゼクロス:三つある最終回の内、一つは終わらせた・・・

ドラえもん:後半は明るいけど、前半の武、スネ夫殺害は不味いよね

のび太:でも僕はスッキリ!

武、スネ夫:イヤアアアアアァァァァーッ!!

ドラえもん:まだ引きずってるんだ、まぁ自業自得だしね

静香:でもあれ、相当怒り買うんじゃないかしら、ファンの

ゼクロス:俺、あいつら大嫌い、酷いイジメするし

一同:・・・・

ドラえもん:次は烈冥王か・・・

のび太:な、何であの烈の「冥王」を入れるんだ?

ゼクロス:まあいいじゃないか、というわけで

ドラえもん:次の最終回をお楽しみに

 

この話は続きます。

 


 

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