ドラ・ミュージアム突撃取材!

ケイジさん

第一話

 ドラ・ミュージアム突撃取材! 寝坊厳禁! 遅刻厳禁!

そんな張り紙がその男の部屋には張られていた。その男は名を、「宗仁(むねじん)」という。

彼は今日、あのドラ・ミュージアム(このサイトのことね)に突撃取材するのだ。

宗「ふう、今何時だろう……5時。よし、もう行くかあ」

彼は車を軽快に走らせ集合場所に向かう。

宗「ふう……着いたな。あっ、坂本さんおはようございます!」

坂本「うがあああああああっ!」

宗の上司と思われる坂本という男はいきなり日本刀を振り回し発狂する。

宗「はっ、ほっ、はっ、ほっ、はっ、は!」

宗はその攻撃を全てかわし、坂本の刀を手で折ると、坂本の顔面にコークスクリューを撃った。

さらにそこから、パンチを1秒間に16連打した。あのゲーム名人を思い出すかのような攻撃である。

宗「驚きましたよ! 何するんですか坂本さん!」

こちらが驚いたのはお前の身体能力の高さなのだが。

すると、坂本は何食わぬ顔でこう話した。

坂本「だってお前遅刻しただろ!」

宗「遅刻してませんよ! 大体何で僕を斬ろうとするんですか! 僕死ぬ所でしたよ!」

お前は絶対死なないと思う。つーか坂本が死にそうだったんだけど。

坂本「……じゃあ、ドラ・ミュージアムに行こうか」

どうやら坂本はマジで間違えていたらしい。

宗「アンタ日本刀使いたいだけだろ……」

そんな宗の半分やる気の無いツッコミを打ち消すように、坂本はダレた声で言う。

坂本「うるせーよテメー、そういえばアレだ、飯だ、買って来い」

宗「はいはい……」

宗はコンビニに入る。別に大したことはない。いたって普通のコンビニだ。

宗「えーと……、僕と坂本さんどちらもおにぎりとお茶でいいか」

これで終わりとレジに向かおうとすると、ある雑誌が宗の目に止まった。何故かは分からないが、止まったのだ。

その雑誌の名前は、ミュースタ?という雑誌だった。買って見るか……何故かそう思った。

そして宗はレジへ全ての品物を持っていく。

宗「すいません、これ……」

店員「うがああああああっ!」

その瞬間、店員が日本刀を持って宗に襲いかかってきた。

宗「はっ、ほっ、はっ、うおおおおおっ!!」

もちろん宗は全てかわすと店員を蹴り飛ばし、そのまま22コンボ連打してから、こう叫んだ。

宗「何をするんですか! 僕死にそうになりましたよ!」

いやだからお前絶対死なねーよ。だから店員死ぬって。

宗「人間なんて……人間なんて……」

勝手に人間不信になった宗は、コンビ二を出ようとした。だが、そこに何か日本刀を持った人がいた。

やべえ、もう120%日本刀来るよコレ。宗の心にはそんな思いがあった。

だが、ここから出ないわけにはいかない。坂本さん待たせてるし、何よりミュースタ読みたいし!!

ついに宗は意を決して、叫んだ。

宗「宗仁、逝きます!」

いやだから絶対アンタ逝かないよ。逝くわけがないよ。

そして宗は外に出た。

宗「やばい……」

そこで男が喋った。

男「おはようございます」

宗は一瞬とまどったが、一応挨拶した。

宗「おはようございます……」

宗は何とか切り抜けることが出来た。

宗「日本人がみんな二本刀を使う訳じゃないんだ……」

少し日本語がおかしい。

とにかく、坂本の所に戻る宗だった。

宗「坂本さーん、買ってきましたよ」

坂本「どれどれ……アンパンと牛乳が無えじゃねーかあ!」

宗「張り込み!?」

宗はすかさず突っ込む。

坂本「そうだよ」

宗「言い切ったー!」

果たしてこんな調子でドラ・ミュージアムに行けるのか!? ミュージアムは東京練馬……なのにここは広島県! 

宗と坂本の馬鹿コンビは、大丈夫なのか!?

つーかこの小説自体大丈夫なのか!?

続く!

 

第二話

 ここは、東京都、練馬区である。

その練馬区に建設されたドラ・ミュージアムの中に変な青い狸がいた。何か話しているようだ。

ドラ「何か狸って聞こえたような……まあいいか」

そこにウザイ(個人的に)野郎が入ってきた。

出木杉「今ウザイって聞こえたような……まあいいか」

二人はこのミュージアムの館長と副官長である。簡単に言うと、狸と、「根暗の地味男でパソオタでゴミでクズで……」てゆう感じ。

出木杉「このナレーションガリべンだろ」

大当たり。

こちらは広島県。ちなみに広島は俺が住んでるところ。どうでもいいね。テストに出ません。

仁「いい加減に行きましょうよミュージアム」

すると、坂本はきまらない顔でこう答える。

坂本「いや、ミュージアムの場所分からない」

仁は一瞬自分の耳を本気で疑ったが、自分の耳が嘘をついてないことを確認すると、呆れ顔で、

仁「ハア?」

坂本は困った顔をしながらこう言う

坂本「いや、ミュージアムの場所まで自力でたどり着く企画もかねててさ。

何か、二人で協力して目的を達成するって絵になるじゃん?」

仁はふっ切れたようにツッコミを披露する。

仁「そんな感動ものやってる暇ないでしょーが!」

坂本「とにかく、何も無いんだ、情報」

仁「なんだよこの展開……この小説大丈夫じゃねーじゃん……」

 

第三話

 坂本「いやあ、本当に情報無いね! はははははははははうふふふふふぐへへへへへ!」

宗「ちょ、何その笑い!? 現実逃避!?」

すかさずツッコミを入れる宗だったが、したところで状況が変わるわけではなくて。

宗「あーもう、どうします坂本さん?」

宗はこんな時でも冷静だ。ツッコミとはボケより良心的であるのがセオリーだからだ。

坂本「うふげじょわえるつゆいいいいたぬpうwすwんるwgtw」

宗「まだ笑ってんですか! ていうか何言ってんのこの人!?」

坂本はもう狂っているようだ。

宗「もう、普通に喋ってくださいよ!」

すると坂本は。

坂本「何か言った?」

宗「え!? 普通に喋ったよ!」

坂本「今まですまなかったな宗君、さあ、ミュージアムの手がかりを探そう」

宗「何かキャラ変わっちゃった!」

そして。

宗「で、どうします? 手がかり」

坂本「うろbsfwんwsふぉsんvf」

宗「一番アレな状態に戻っちゃってるよ!」

もう、坂本はダメなようだ。(頭が)

宗「もう、あんたには頼りません!」

坂本「勝手にすれば?」

宗「何でそこだけ元に戻るんですかおぢdshjpfjw」

宗の台詞が変になって来た」

宗「あれ? 僕謎の言語にpww−わ侵食されかけいs;いうぃう」

もう30%ぐらい侵食されている。そこに。

先輩〜

坂本「おう、MIHAEL=KEEHLじゃないか」

「僕は唐沢です、何でデスノートのメロの本名なんですか」

宗「ケイジのデスノートオタクの本性が現われたな……」

唐沢「そんなことより、ミュージアムまで送ってもらえるらしいですよ」

何だこの今までの展開の遅さをあざ笑うかのような展開の早さは。

宗「今までの漫才は何だったんでしょうね、坂本さん」

坂本「ウイいうしhfwっぺいあうへjぴwくhf」

宗「また狂い始めた!」

ちなみにメロの本名はミハエル=ケール。続く!

 

第四話

三人がミュージアムに向かっているころ、ミュージアムでは。

ドラ「いやあ、ついに私達の名が世界に知れ渡るということですね!」

出木杉「……」

ドラ「これで知名度が上がれば新しい職員が入るかも知れない!」

出木杉「……」

ドラ「……ちょ、お前いい加減何か喋ろーよ!」

ドラは勢いあまってちゃぶ台をひっくり返す。

出木杉「そんな事言われても……そもそも突撃取材じゃないし……」

ドラ「まあ、突撃取材なら来るの知らないよね、普通」

ドラえもんはあまりに普通な受け答えをする。

出木杉「それに取材に来るテレビ局は、超ローカル局だし……」

だからあんな馬鹿共が集まるわけだ。

出木杉「それにこの番組がオンエアされる時裏番組は、K1と、紅白とかですよ……」

ドラ「ええ!? 大晦日じゃん!」

勝ち目なしである。

出木杉「勝てますって。マジ楽勝で。それより僕は、当然ドラえもんスペシャルを見ますけどね……」

そのあまりに無謀な自信はどこから来るのか小一時間……

ドラ「アレ? お前ドラえもん卒業したんじゃないのか? ていうかその点やめろよ!」

出木杉「いや、いせやんさんの投稿論文読んでたら、何か水田ドラを見たいと思って…………………」

点さらに増えたよ。

ドラ「お前、さらに負のオーラが増殖してるじゃん! ちょっともうお前イメージダウンになるから帰れ!

お菓子あげるから!」

出木杉「いりませんよ。それより、僕がネガティブな一番の理由を言わせてください。

ドラ「ええい、もう言え言え言え!」

ドラえもんはもう投げやりである。おっと、またちゃぶ台をひっくり返したようだ。

出木杉「だって僕どうせ目立たないし……………………………」

ドラ「やっぱりそれか……ていうか点多すぎくね?」

出木杉「そんなことはどうでもいいんですよ!!」

何かキレちゃったよ。

出木杉「どうせ僕はいつもの通り地味な感じになってしまうんですよ。詳しくはイベント過去ログでも見てください」

さらに出木杉は喋る。出木杉って変換だるいよね。

出木杉「僕はいつも地味なんですよ。地味地獄ですよ。もう崖っぷちどころか地味地獄に落ちてるんですよ。

僕仮にも副館長ですよ! 何でこんなに地味地獄に落ちてるんですか!」

ドラ「地獄地獄ってお前どこのキックホッパーだよ。お前は多分あれだ。他のドラサイトの小説読んでみ。」

出木杉「ええ? はいはい見ればいいんでしょ……」

ということで、某ドラサイト(小説中心)に行って見た出木杉。

そして……

出木杉「えええええええええ俺超凶悪キャラクターだああああああ!!」

狂ったように発狂する出木杉。坂本の症状が移ったのだろうか。

ドラ「つまり、じおすは出木杉の性格が凶悪というマンネリに陥っているから、

   このサイトではそれを解消しようとして、地味キャラにしたんだと思うよ、ハイ」

出木杉「地味になるぐらいならマンネリ化してもいいよ!!」

ドラ「うるせーバカ! うるせーバカ!」

出木杉「子供か!」

そこへ……

宗「すいません、取材にきました。宜しくお願いします」

ドラ&出木杉「キターーーー(゜∀゜)ーーーーーーーー!!」

衝撃の事実判明! 出木杉は地味キャラを撤廃できるのか!?

            続く!

 

第五話

宗「取材に来ました!」

ドラ「げ、来た! 副館長! 用意を」

出木杉「こんな時だけ副館長ですかやってられねえ」

ドラ「お前はどんな時でもテンション低いな!」

ドラはまたちゃぶ台をひっくり返した。出木杉の顔にコロッケが直撃した。

出木杉「来てない人がいます」

出木杉はコロッケが顔にくっついていてもテンションが低い。

ドラ「ええ!? それはかなりヤバイ! どうしよ!」

出木杉「来てないのは、受付嬢源静香、今最も幸せな管理委員骨川スネ夫、戻ってくるぜ! とほざいた安雄&はる夫、

さらに出所するはずのジャイアンパパ、

そして、警備員ジャイアン、さらにガリベン、小池さん、森さん。それから雑用二人」

ドラ「オールスターで遅刻じゃん。どうする?」

宗「あのー、まだですか?」

ドラ「いや、少し待ってくれませんか?」

ドラ「しかたない……」

ドラは速攻でドアを閉めると、電話を掛け始めた。

まずは雑用Aのようだ。

ドラ「おい、のび太君、早く来てくれよ」

のび「いや、ちょっと、今ゲームギアに並んでるんで」

ドラ「いや、それ並ばなくても手に入れれるよ! それにマニアックなんだよゲームギアって! 読んでる人知らないよ!」

のび「いや、その店少し時間がゆっくり進んでいてねえ」

ドラ「何でそんなめんどくさい店行くの! もういい! さっさと来いよ! お菓子あげるから!」

また菓子かよ。

ドラ「さて、次は源静香だ!」

そして電話。

ドラ「静香ちゃん、早く来てくれよ」

静香「今は駄目よ、だって今PS32に並んでいるもの」

ドラ「PS32!? 未来じゃん!」

静香「いや、その店少し時間が早く進んでいるのよ」

ドラ「少しの早さじゃないよコレは! 何なのPS32って! あとPS32この取材終わったらやらしてよ!」

本当に子供だな。

そのころ出木杉は。

出木杉「あ、来てくれる? 分かった、じゃあお願いします」

どうやら、出木杉は調子いいようだ。

ドラ「あいつ、楽そうだな……くそ、さて残りはスネ夫、安雄、はる夫か」

まずは、ドラがスネ夫に電話を掛ける。

スネ「いやあ、今ハワイ……」

プツッ、ツー、ツー、ツー……

ドラはそのままどこでもドアでスネ夫を後ろから奇襲した。

ドラ「ホントいい加減にしろよおおおおおおお!!」

スネ夫は息切れを起こしながらも喋る。

スネ「いや、僕はすごいものを手に入れたんだ」

何とパパがゲーム会社の人と(以下略)と、ベタな台詞を言ったあと、あるものを見せた。

スネ「ジャーン! PS4!」

普通に考えれば凄いのだがPS32を聞いた後に聞くと虚しくなる。

ドラ「俺PS32持ってる人知ってるぞ」

スネ夫は当然発狂する。

スネ「マジでエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!?」

ドラ「うん」

そして、みんなが集まった。ついに取材開始!

            続く!    

座談会

ケイジ「ということで感想を」

ドラ「まあ、私さえ出てくればあとはどうでもいいですよ」

のび「いやあ、ゲームギア10個買っちゃったよ」

静香「少し展開が遅すぎるわね」

ケイジ「とにかく、次回から取材だから!」

ジャイアンのパパ「出木杉作者のオリジナルキャラレベルの低いキャラよりキャラが薄いな」

出木杉「……」

ケイジ「取材の話遅くなってすいません」

ちなみにデスノートのニアの本名はネイト=リバー。

 

第六話

ということで、ドラ・ミュージアムの職員が揃った。

ドラ「よし、みんな揃ったな」

ここでのび太が質問する。

のび「館長、ゲームギア落としました!」

ドラ「知らないよゲームギアなんて! マニアックだから笑えないし!」

ドラ「さて、もう質問は……」

ジャイアン「館長、館長、館長!」

B系ゴリラ、あっ間違えたジャイアンが大きな声で質問する。

ジャイアン「すいませんゲームギア落としました」

ドラ「またゲームギアかよォォォォォ! ゲームギアはやってんの!? ゲームギア!」

ドラは唯一の純正のツッコミキャラとして、ボケキャラの処理にあたっていく。

静香「館長!」

ドラ「何ですか?」

ドラは落ち着きを取り戻していた。もう、ボケには屈しないという意思の表れだろうか。

静香「ゲームギア買ってきていいですか?」

ドラ「もうゲームギアはやめろォォォォォ! てか今からゲームギア買いに行くの!?」

静香「すいませんファミコンディスクシステムでした」

ドラ「どうでもいいよ! お前らがマニアックなゲーム紹介するから話が進まないんだろーがあァァァァァ!」

出木杉「すいません館長、打ち合わせとかは……」

ドラ「黙れ地味スケ! もうぶっつけ本番だ、行くぞ!」

出木杉「酷! もうゲームギアでもやろうかな……」

ドラ「そこでまたゲームギアかよおおおおおっ!」

とにかく、ドアをドラえもんは開けた。

ドラ「今から、ドラ・ミュージアムを案内します」

宗「あーあ、ようやく時間来ましたよ、行きますよ坂本さん、唐沢」

そして、三人はミュージアム内に入った。

12月26日6時55分、突入。

ドラ「デスノネタいい加減にしろよケイジ」

ここで、ドラは指示を出す。

ドラ「まずは、情報部の紹介だ、源静香さん、紹介してください」

静香「こんな時だけさん付けですか、チッ」

宗「早くしてほしいんですけど」

ドラ「では、情報部です」

次回グダグダの取材が始まる

 

第七話

ついに取材が始まったドラ・ミュージアムだったその一番手は受付嬢源静香だったドラ「ここ情報部ミュージアムの情報紹介してる所」

緊張のあまりカタコトで喋っているドラえもん。

静香「いやあ、館長は緊張しているようなので、私が紹介します」

宗「ええ、頼みます」

ちなみにここでそれぞれのポジションを。

宗取材とかする人坂本別にいてもいなくてもいい使えない上司そんな感じ将来の夢は「とりあえず食っていける仕事につきたい」だった

唐沢カメラマン好きなスポーツ「セパタクロー」

宗「では始めてください」

静香がおもむろに喋りだす。

静香「ここは私達が情報を管理している場所です。ミュージアムの情報から、某軍事大国の極秘ファイルまであります」

宗「いや、後のやついらないでしょ。そんな機密情報いらない、ていうか放送出来ないんですけど」

静香「はいはい、分かりました、では終わり」

宗「ええっ!? もう終わり!?」

ドラえもん「違うよ静香ちゃん! 台本通りやってよ!」

宗「台本?」

ドラえもんは犯行を自白した。

のび太「またこれか!」

とにかく、次は館長室に行きましょうとドラが何故か押したので、館長室に行く事になった。

ドラ「館長室にようこそ!ここは、私の部屋です! どうぞ取材しろっていうかしろよおおおお!」

何故か急激にテンションが上がるドラえもん。

宗「では、館長に質問します。まず、ミュージアムを建てた理由は何ですか?」

ドラ「特にありません」

宗「いや、それじゃあ答えになりません」

ドラ「黙ってください、貴方の人生の5分の4を破滅させますよ?」

宗「怖いよ! この人壮絶に怖いよ! 何だよ、人生の5分の4って! 微妙な数値がまた怖いよ!」

宗「じゃあ、好きな食べ物は何ですか?」

あまりに緊張していた宗はミュージアムとは全く関係ない、マジカルバナナでも連想できない様な質問をしてしまった。

ドラ「えーと、好きな食べ物は、「ひじき」です」

宗「…………」

明らかにもう確立でいうと120%ぐらい? ドラ焼きが来ると踏んでいた宗は、叫ぶリアクションすらできなかった」

ドラ「さて次の質問は?」

宗「いや、もういいです」

ドラ「何でだよ、このゴミ虫め!」

何か素が出てしまった猫型ロボットに対して宗はこう言い放った

宗「いや、あなたな好きなものがドラ焼きじゃないって分かっただけで、超スクープですよ! 

僕ならその議論で一時間は話せる自信ありますよ! それだけ凄い事なんですよ!」

ドラ「ひじきが?」

宗「はい」

ドラ「あー……ひじきか……そうだよな、ひじきだよな、マジひじき」

宗「ちょっと! ひじきひじきうるさいんですけど! てか怖いよ! ひじきひじきって!」

そして、時間ないのでドラの出番終わった。あれ? 俺カタコトになってない?

続く

10話で終わらすつもり

 

第八話

ドラ「ということで、私ドラえもんの出番が終わって次は2階のスネ夫君の小説館へ行くのだった」

宗「いや、何でそんな説明的なんですか? ていうか僕と一緒のはずの二人は何処へ行ったんだ?」

ドラ「逝ったんじゃねーの?」

宗「逝きませんよ! それにもう「逝く」っていうネタにマンネリが生じているんですよ! 何か他のネタ出せよ!」

ドラ「仕方ない、取材にマンネリと死はつきものですよ」

宗「ついてこないですよ死なんて! ていうか何!? ホント死んだの!?」

ドラ「逝ったんじゃねーの?」

宗「もういいよそれ! しつこいんだよ! お前それしかネタないの!?」

何やってんの、お前真面目なキャラが崩れただろうが。

宗「何か凄いムカつくんだけどこのナレーション! もう僕の周り99%が敵だよ!」

こんな感じに5時間ぐらい2007年の政治の動きを、語っていた二人であった。が、時間が無いので小説館に行く事にした。

宗「政治の動きなんて語って無いよ! ゴミに等しい会話しかしてないよ!」

ドラ「とにかく、小説館へ行きましょう」

こうして、ドラえもんに先導される形で、宗は小説館へ上って行った。

ドラ「ここが小説館です」

小説館は、かなり綺麗で、何故か食堂とかまである充実ぶりだった。

宗「へえ、かなり綺麗じゃないですか。写真とっとこ」

しかしその綺麗な小説館の掃除などは、全て最強の裏方出木杉がやっているという秘密があった。

宗は、懐からインスタントカメラを取り出し、写真を取った。

ドラ「ねえ、インスタントカメラって、壁新聞でも作るの?」

宗「いや、別に。それより、ここの管理委員さんは?」

ドラえもんはここでやっと、最強のサボリ魔、「骨川スネ夫」がいないと分かった。

ドラ「すいません、ちょっと取り寄せバッグ使ってスネ夫引っ張ってきます」

そういって、ドラえもんは取り寄せバッグに腕を突っ込んだ。

スネ夫「ギャアアアアアアアアア」

スネ夫の叫び声がこだまする。どうやら、スネ夫はよほど酷い仕打ちを受けたようで、ボロボロになっていた。

ドラ「連れてきました。どうやら、フロリダの公園で遊んでいたようです」

宗「何で公園で遊んでんだよ! フロリダならディズニーランドあるだろ!」

ドラ「いやあ、あいつは、ディズニーランドにつぶすことで革命を起こせるとか言ってましたからね。

たぶん、あそこはディズニーランドの近くだったから、ペットボトル爆弾でも作ってたんでしょうね」

宗「ペットボトル爆弾で復讐するの!? 子供の遊びの延長線でしかないよそれ!」

スネ夫「あのさあ、もう帰ってもいい?」

この一言にドラえもんと宗はキレた。

スネ夫「あの、すいません、真面目にやりますんで。まず、これが文矢さんの小説です。いーですねいーですね。

で、これが抹消さんの小説です。いーですねいーですね。で、これが……」

宗「盛り上がらねえええええ! こんなのどうやって盛り上げるんだよ! たぶん俺の尊敬する上司でも無理だよ!」

こうして、あまりに盛り上がらない取材が続く中、残された男達は、ついにゲストを呼ぶ事を決意する。  

 

第九話

 何か取材がグダグダなので、ゲストを呼ぶ事になった職員達であった。

出木杉「後誰が残っているんですか?」

出木杉はあたりを見回す。その表情に笑顔は無い。

ケイジ「残りは、安雄&はる夫、のび太ジャイアンじおす森さんだな」

何故かいつのまにかいるケイジ。ワープでもしたのだろうか。

ガリベン「いや、僕は?」

影からその様子を観ていたガリベンは、気になって出てきた。

全員「え? 君いたの?」

ガリベン「えええええ!? 出木杉にまで言われた!! 僕は今地味の地獄に堕ちた!」

その後ガリベンの存在は空気と化し、ガリベンが話に加わる事は無かった。

出木杉「みなさん、本題に戻りましょう。ゲストは誰なんですか?」

全員頭を抱え込んでしまう。ゲストが誰か分からないイベントが成功などするのだろうか。

ケイジ「あの……」

ここでケイジが口を開く。

ケイジ「ゲ……ゲストなんていないんじゃないかな……ゲストはいないよ……」

全員「お、お前か馬鹿=ケイジ!!」

こりゃあ、終わったな……全員の心はこの気持ちであふれていた。

ケイジ「いや、後ゲスト一人いるから!」

だが、そんな言葉を聞かされたところで、やる気は出ない。

ガリベン「どうせ、天国から尾崎哲也さんが来ましたとかいうんだよ、分かってるんだよ」

ここで地味にガリベンが喋る。

ケイジ「何で分かったの?」

出木杉&ガリベン「本気で!?」

第九話は、この地味ブラザーズ(出木杉&ガリベン)が最高に光った話となるに違いない。

そのころ。

宗「次は研究室ですか」

ドラ「いや、研究室はアレだから……」

宗「え、何です?」

ドラ「だから、一言で言うと、少し前まあ2006年の秋ごろの話なんだけどそのころ研究室に研究論文が

送られてこない状況が続いたので研究室を復興させようと研究室強化月間したんだけど結果失敗して

研究室ぐっちゃになったので無理です。

宗「全然一言じゃねーよ!!」

宗のキャラは完全に壊れた。

ドラ「後はゲームセンターだけか……クソ、くず玉でも作っときゃよかった……」

ていどひくい。byスネ夫

ついに次回最終回、この無駄に長いストーリーついに完結!

 

第十話

ケイジ「ということでダラダラ引っ張ってきたこの小説もこれで終わりです。みなさん最終話お楽しみください」

のび太「いや待てよ! お前全ての伏線を回収してないだろ!」

ケイジ「いや伏線なんて張ってないんだけど」

のび太「何だと? 僕と静香ちゃんの恋愛フラグを立てていないというのか!」

ケイジ「お前少し黙ってろよ! ウィキにあるのを丸写しした様な言葉使いやがって」

のび太「!!」

ケイジ「図星かよ」

 

                最終話

 

宗「いやー、僕家にもう帰ってもいいですか?」

ドラ「まあ、待ってくださいよ、後「7」人ですから〜(安雄はる夫のび太じおす森さんジャイアンガリべン)」

ジャイアンのパパ「俺は?」

男「手を休めるな!」

ジャイアンのパパ「ギャアアアアアAAAAAA」

ともかく、宗は頭を抱えた。その行動と表情には、「帰りたい」という気持ちが溢れていた。しかしドラえもんはそれを無視して一言。

ドラ「まずは、ゲームセンターに行きましょう」

しかし、宗はかなり疲れているらしく、疲労全開で喋った。

宗「いや、もうこれは無理ですよ」

ドラえもんはため息をついた。

ドラ「そうですか、では、取材する人の人数を減らすことにしましょう」

宗「助かった!」

ドラ「では、このどくさいスイッチハイパーを使って、消してしまいましょう」

宗はいろいろツッコみたかったが、とりあえず第一声は、

宗「どくさいスイッチハイパーァァァァァァァァァァ!?」

まあ当たり前である。

ドラ「このハイパーはもう復活しないばかりか、いた証拠を全て消し、消された人間は四次元空間にワープし、24時間後に

四次元空間からも消滅します」

宗「いや、消滅しますじゃなくて、何でそんな淡々と喋ってるの!? ヤバい! ヤバすぎるよ! 中学校一日目の自己紹介で

ギャグを披露しスべった時ぐらいヤバいよ!」

ドラえもん「確かに自己紹介でやってしまうと、後で何言われるか分かりませんからね」

宗「いや、そこ追求しないでいい! とにかくそのハイパーどっかやって!」

※やって=捨てて

ドラ「では、どくさいスイッチ入門編を使いますか」

宗「どくさいスイッチのレベル変更する違う! 根本的に変えて!」

ドラ「もういいじゃないですか、ではまず森さんを削除。それから、安雄とはる夫ジャイアンを削除、削除、削除」

宗「魅上照!?」

ドラ「最終回でもデスノネタですかまあいいジャイアンを消しましょうか。HAHAHAHA」

宗「アンタもデスノネタじゃないですか」

こうして、残りは、のび太じおすガリベンになった。

ドラ「すいません、ゲームセンター取材しますか?」

宗「行きますけど……」

ゲームセンターに行くことになった?

宗「聞くなっ」

結局ゲームセンターに行く事になった。

当たり前だろ。

宗「ナレーション二人!?」

ドラ「何やってるんですか貴方は。もう貴方ゴキブリとフナ虫を2で割った虫に見えますよ?」

いや、それは言い過ぎだろ!

宗「いや、それは僕のツッコミだろ!」

こんな無駄に長くなるだけの会話を5分程続け、彼らはゲームセンターに着いた。

ちなみに、5階は掃除していないのか、結構ゴミだらけだった。

ジャイアンのパパ「知ってる人の方が少ないけど、5階は俺の担当だったんださー!」

男A「手を休めるな!」

ジャイアンのパパ「ギャアアアアアアアアア」

ケイジ「語尾がウザい!」

何でいるんだよ。

ジャイアンのパパ「ギャアアアアアアアアア……グフッ」

おいくたばったよ。

そのころ、ドラえもんと宗は談笑していた。

ドラ「だから、あるある大辞典の納豆のやつはいけないけど、納豆自体は、とてもいい食品なんだって」

宗「あれであるある打ち切りですからね、そういえばミリオネアも打ち切りらしいですよ」

時事ネタ炸裂。

ドラ「本題に戻ります、ここゲームセンターなんですけど、大したゲームおいてないんですよ」

ドラえもんはため息をつきながら言う。

宗「例えば?」

ドラ「ノヒルタンとか、何トカ市長とか……」

ドラえもんは指を折りながら説明する。

ドラ「PS4とか、32とか……」

それは言わないでおこう。

宗「4!? そして32ィィィィィ!?」

ドラ「ま、当然だよ」

何がだ。

宗「やりたいんですけど! 俺根っからのソニー派ですから!」

ドラ「純粋にファンとして食いついた!」

こうして、新聞一面取れるぐらいのスクープをした宗は、どくさいスイッチの数少ない回避者、ガリべンの元へ行く事になった。

ドラ「やべえ、もうめんどくさくなってきたよ、どくさいスイッチで消しちまおう」

ドラえもんは、スイッチを押す。

のび太「させるかぁぁぁ!」

のび太はドラえもんを押し倒し、キャメルクラッチをかけた。

じおす「すずらんさんのとかぶってるよ! ネタが!」

かなり強引な登場である。

静香「暇だったから来たわ」

出た無理やりの全員集合。

スネット「いやあ、太陽系一周してきたよ」

スネ夫の子孫のセリフだろそれは。しかも名前スネット?

ジャイアン「来たくなかったけど来たぜ」

話がバグってきているんですが。

ドラ「うわあ、これじゃあ収集がつかないぞ! 助けて!(棒読み)」

出木杉&ガリベン「これは、全員集合でオチつけるしか……」

出た地味ブラザーズ。

こうして、無理やり終わったのであった。

 

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