風を切る 第一部
マサリンさん
プロローグ
真っ赤な夕焼け、沈む太陽。
今の状況ではこんなものは見れない。
「いたぞ、あそこだぁ。」
追っ手、とはいわないかな?
右手に剣、武装した敵国の兵士らしい。
この戦争は食料から発展し、戦争になった。
相手の国は食料が不足し日本に輸入をせず、
それからそうこうしているうちに戦争になった。
ただそれだけ。
僕はハンドガンで敵兵を撃って逃げた。
しかし前方に一人の兵士が現れた。
「俺は一隊の副隊長、本多政春(ほんだせいしゅん)
覚悟しろ」と銃を向けた。
俺・・・野比のび太は胸を打たれた。
一人で挑むなんて、副隊長なのに―。
―こいつ、怖くないのか?。
のび太は銃をすぐ構えた。
政春は銃を撃った。しかしのび太はよけて撃った。
政春はよけた。しかし右腕にかすり、政春は倒れた。
こうして壮絶な二人の物語が始まった。
続く
ドラえもんたちは後でね。
次回「一話」(何
第一話
「・・・・・・・・・・・・・・・・。・・・・・・・・・・・・・・・・、・・・・・・・、・・・・・・・・・。・・ン・・・政春・・・・政春!」
政春は驚いた。二十歳くらいのめがねの男。
同年代と思えた。そのときはっと気がついた。
こいつ、あの敵兵士!。
「お前、何のつもりだ。敵の俺を助けるなんて。」
政春は叫んだ。腕に包帯が五、六回まかれていた。
のびたは答えた。
「同じ人間だろ。」
「じゃあ、さっき撃ったやつは何で助けなかった?」
「・・・・・。」
のびたは一瞬黙った。しかしすぐに答えた。
「・・・・お前に心を打たれた。一人で戦うなんて、さっきのやつは・・・味方を呼んだ。」
政春には不愉快に感じた。一番嫌いな「差別」みたいで。
のびたは無線を取り出した。
「こちら陸上奇襲隊銃撃専門隊隊長のび太。こちら一帯の敵は一掃しました。・・・・はい分かりました。奇襲隊本隊長 剛田武どの・・・。
いや・・・。ジャイアン。頼みたいことがあるんだ。」
のびたは無線を切り、政春に話した。
「ジャイアンは僕の友達だよ。乱暴はするけど、優しいやつだ。」
「俺をそいつに殺してもらうのか?」
「違う。お前が俺に助けてもらったことがばれたら、お前は敵に追われるかもしれない。だからお前を隠そう。と思ったんだけど・・・」
政春はとっても不快に思えた。
いつか逃げよう。と政春の頭にあった。
「さぁ、いこう。政春」
のびたは政春に話すと、天を見た。
(これでいいんだよね・・・静香。
そして、・・・帰ってきてね。ドラえもん。)
続く
作者の一言
第一部で終了するかも
第二話![]()
武力勢力……ある国が機密で作った勢力。
武力勢力の名は「デスター・ラリル」
普段は「デス」、「デラル」と呼ばれている。
名に意味はないらしい。
その武力勢力は北海道を奇襲し、北海道を領地にして戦っている。
ほとんどの兵が敵国の名を知らない。それどころか敵兵も戦意を失いかけているらしい。
市民もデスを恐れいわれるままに兵士になったりしている。
日本軍も敵兵を殺したくない。知人や親戚が敵兵だったら…。
そのためか日本軍の兵士は軍医には怠るがある程度医力がある。
「ホウ、あんたが政春か。」
ジャイアンは不思議そうに見た。
「お前、どっかで見たことが…。」
のびたも気がついた。
(確か…クラスに似たやつがいたような…。)
「気のせいだろ」
政春は気がかりなことがあった。
高校のころ、青森の高校に進学した。
母の実家があったため…。
その後高校にはいかなかった。
俺は行方不明になっていたらしい。
そう母らしき人はいっていた。
記憶がない。うっすらどころかさっぱり…。
でも最近、記憶がすこしだけよみがえった。
小学生のころのこと…。
そして俺は大学に進学し、名を本多政春となのった。
続く
ちょっと説明が多くなったな…。時間がないのでここできります。
次回も説明だらけになるかもしれません
第三話(最終話)![]()
俺は夢を見た。
政春が自殺する夢、消えてしまう夢。
こんなことが正夢になる。
政春は個室で首吊りをしていた。
見つけたときすでに死んでいて、死後三十分たっていたらしい。
政春が死んだ。政春とはもう話せない。
仲がよかったわけじゃない、
でも、悲しい悲しい悲しい・・・・・・。
「のびた・・・・・・」
「ジャイアン。」
「そんなに・・・・・・・悲しいのか。」
「短い間だった。少しの間だった。 でも・・・・・・・でも・・・。」
また涙が出てくる。
昨日まで生きていた人が死んでしまうなんて、
僕は考えられない。
こんなことを受け止められない。
「のび太・・・・・・実は、戦争、相手が降伏したんだ」
「エッ」
「こっちの軍隊が突っ込んだ。そのかいあって、相手は壊滅的損害を受けたんだ。明日からは自由に暮らせる」
「でも、帰ってくるわけでもない。
政春は帰ってくるわけでもない!」
「・・・・・・・ッ」
ジャイアンは俺を打った。
「そんなにくよくよするな!
政春が死んだ。 でもそれをいつまでも心に持っていると、
確かに悲しいだろう。でも、・・・・・・
プ・・・・プラスに考えようぜ。」
最後何が言いたかったかはわかんない。
「・・・・ありがとう、目が覚めたよ」
―俺は新しい道を歩む。
第一部 完
| 少し矛盾がありすぎな気がします。 まず、「敵国の兵士」という言葉、 これは戦争が日本(のび太は日本人な為)と何処かの戦争という事ですよね? しかし、本多政春という人物が出てきます。何処からどう考えても日本名です。 内戦という事なら分かりますが、敵国といっているのに相手の兵士が日本人というのは のび太が人を殺したというのは精神面での成長として納得をする事はできます。 例えば、「のび太に協力している器用な兵士」とか。 次、政春の言葉。 「じゃあ、さっき撃ったやつは何で助けなかった?」 この発言、おかしいです。あくまでも、政春は兵士です。戦争の中で戦いを続けてきた兵士です。 そんな兵士がこんな事を言うでしょうか? 次に、基本的な文章作法。ネットでは守れていない事が多いのですが、「・・・・・・」という記号。 この中点を小説で使う時は「……」とします。・を三回打ち込んで変換すれば出てくると思います。 ついでに、これは確か三点リーダという記号で、基本的には二つ並べて使います。 台詞で!や?を使う時は、使った所から1マス空けます。しかし、台詞の最後につく時は 正しい例「何でだよ! 俺とお前は友達だったはずだ!」 次に、台詞の最後に。は入りません。 正しい例「どうして君がここにいるんだ」 以上の事を守れば小説技術が上がると思います。 |
文矢さん | 10点 |
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