第三回勝手にドラえもん小説祭
結果発表!
第10位〜第8位
出木杉英才(以下 出)「どうも、ここは第三回ドラえもん小説祭の結果発表をする場所です」
骨川スネ夫(以下 ス)「やあ僕は小説館の委員長骨川です。
出木杉、今回は一番応募総数が歴代で多かったんだよ!
だから、玉石混合の大会というある意味一番厳しい大会でもあったんだ!
というわけで、冗談なしでここからはマジな発表になるけど、それでいいかね?」
出「OKです。正直僕がギャグなんかやったら久保田くんみたいになりますから。
テレ東アナがクッキングするくらいまずいですよね」
ス「……」
出「はいはい、それじゃあ始めますよ、結果は……ドーン!」
第10位 ぽっぽさん 20点
第二話 |
ぽっぽさん | バトルロワイアルの死亡がないバージョンです |
ス「まず、全て書かれていないので、点数は半分の50点に。
それから、そこから文章力とストーリー性を考えてこんな風に」
出「これは酷くないですか? もし内容があればもっといけたということですか?」
ス「まあね。バトロワはもう消えたかと思いきや、まさかこんな所で使うとは驚き。
しかも、死なないというのが良かったんだ。
もう少し書いていればなあ……」
第9位 ゼクロス・アークウィンドさん 30点
エピソード5 |
ゼクロス・アークウィンドさん | 主人公が最強というゼ●ライマーみたいな形式の小説です | |
エピソード9 |
ゼクロス・アークウィンドさん | 上と同じ | |
全13回 |
ゼクロス・アークウィンドさん | 上と同じ |
ス「かなりネタ的には良かったと思うよ。ストーリーもちゃんと組み立てられてるし。
でも、ちょっと分かりづらいところがあったね。例えば、キャラの新羅くんをきちんと書けているか、
チェックすればもっと上がったし、票も来たかも知れないね」
出 「今後の課題は何でしょうか」
ス「キャラと設定をきちんと組み立てる事だね、基本的なことは。
コイツの性格によって物語がとう展開するのか、そこんところが見所だね。
ストーリーは、キャラによって作られることを常に頭の中に置いて書いて欲しいね」
出 「キャラ作りってどうすればいいんでしょうね?」
ス 「まあ、ドラえもんサイト内でいえば、文矢さんの『シルクハット荘』がおすすめだよ」
第8位 アルタさん 45点
全13話 |
アルタさん | WPで誰が最強なのかを決める大会! さて今回の優勝者は誰か?ってな感じのストーリーです。 |
ス 「これも話は悪くなかったんだよ!うん。でも、こっちもゼクロスさんと同じように、
分かりづらいキャラクターが多かったような気がするね!」
出 「それって、マンガでいうと『キャラが被る』ということですか?」
ス「そういうこと! アルタさんにも、ゼクロスさんと同じようなアドバイスがいえるよ!」
出 「なるほど。 でも、キャラが少なくとも5人以上いる話って、どうもキャラが被りませんか?」
ス 「そこが君たちの腕の見せ所だよ! どう頑張ってもキャラがかぶる時は、
何か別の能力や武器をもたせてやりなさい!
そうすれば、キャラがだんだんと生きてくるんだぜ!」
出 「では、次は7位から6位までの発表です」
ス 「やれやれだぜ」
出 「……」
ス「ごめん、スベったよ」
出 「次は夜0時の更新です」
第7位〜第6位
出木杉英才副館長(以下 出)「それでは、始めます。
中間を制したのは、金麻呂さん・ドラEMONさんでした! おめでとうございます」
骨川スネ夫(以下 ス)「僕達は、厳正なる審査で、小説を審議しなくちゃいけないんだぞ!
それじゃあ、またギャグ一切なしでいくか」
出 「うん、24時間テレビとか別に見てませんからねッ!」
ス「……ともかく、やらなくちゃ」
第7位 金麻呂さん 50点(投票10点・得点40点)
全1話 |
金麻呂さん | 既製作品でも構わないんですね |
ス「まず、アクションはかなりいいですね。心情と動きがきれいに絡んでます。
ラーメンのスープと麺が綺麗にからんでいるようです。
しかし! 例をとってみますと、これではかなりおかしく思えてしまいます。
スネ夫『オレは海賊王になる男だ!』 ×
すうっと息を吸い込んでのび太は言った。『オレは海賊王になる男だ!』 ○
出「じゃあ、今後はどのようにしていくといいんでしょうか」
ス「とにかく、 バリバリシリアスな小説を書いとけばいいんです。
ただし、スネ夫『オレは海賊王になる男だ!』みたいな書き方を直そうとしてみましょう。
故意的な行動が、あなたを救ってくれるでしょう」
第6位 ドラEMONさん 60点(投票10点・得点50点)
全拾参話 |
ドラEMONさん | 前回の小説はスネ夫の評価は1であるからしてえ ギャグ+アクションでいこうと思う。 ぐだぐだテンションです |
ス 「この作品は、金麻呂さんの作品と見比べて、どっちを上位にするか悩んだ作品です」
出「僕も、ちょっと思ったんですよ。 ギャグはニガテですが、文章の構成が良かったので、
とても読みやすかったですよ!」
ス「じゃあ、今後の課題を発表するよ。ドラEMONさんは確かにアイデアは豊富なんだけれど、
もう少し文章力をあげればかなり良いと思います」
出 「じゃあ次は朝の更新ですね!それじゃあみんな眠ってお楽しみに!」
第5位〜第4位
ス 「さあここからは、もう上級作品もしくは、人をひきつける能力があった作品が勢ぞろいだぞ。
ひとまず、第五位と第四位を見る前に、6位から10位までの投票のコメントを上の方に掲示しておく。
それも見てみるといい」
出「どうしてですかい?」
ス 「喋り方が基本的に変!マイナス100点な、お前!」
出「ええ? ちょっと威張りすぎじゃない?」
ス「このくらいがちょうどいいんだよ!」
第5位 nupanさん 65点(投票10点・得点55点)
全八話 |
nupanさん | 小説祭には、初めて参加させていただきます。 SFアクション仕立ての作品となっておりますので、 是非、ご覧になってください。 |
ス 「内容は、完全に宇宙戦争あるいはトランス・フォーマー系を彷彿とさせるね。
だからといって、いいわけじゃないよ? 元々ある話に少しずつアレンジを加えるのはいいけど、
アレンジも度を過ぎると特に意味もない壮大な設定集になってしまうんだよ」
出 「ふうむ。でも、どうしても設定とか作ると必ず何か説明文のようになっちゃいません?」
ス 「それは、ちゃんと設定を理解していないからさ」
出 「え? 設定を理解していない?自分でつくったものを理解できていないということですか?」
ス 「そういうことだね。キャラの設定の説明がまだ説明口調になるのは、
その設定がまだ地に足がついていない状態なんだよ」
出「なるほど……」
ス「ああ、とにかく設定をよくねることだね、時間があれば!」
キーワードは つ
第4位 名無しさん 70点(投票10点・得点60点)
第六話まで |
名無しさん | 今回は絵ではなく、小説に挑戦です。小説を書くのは初めてなので、 見苦しいところがあるとは思いますが、 ベテランの皆様に負けないよう頑張りたいと思います。 |
|
第九話まで |
名無しさん | 今回は絵ではなく、小説に挑戦です。小説を書くのは 初めてなので、見苦しいところがあるとは思いますが、 ベテランの皆様に負けないよう頑張りたいと思います。 |
|
第十一話 |
名無しさん | 上と同じ | |
全十三話 |
名無しさん | 上と同じ |
ス「これも、内容はかなり面白かったよ! 2004年に公開された映画を元に、
セントバーナードシティで戦いが展開! 次々と倒れる仲間たち……果たして、
ドラえもんとのび太達は、悪の野望を打ち砕く事はできるのか?」
出 「いいですねえ。僕こんな話大好きなんですよ」
ス「簡単に話すと、リアリティの欠如、が名無しさんの課題だよ」
出 「リアリティとは……現実味を帯びている事であり……」
ス 「そういうことなんんだよ、例えばジャイアンが死んだ。でもそれにしてもあっさりしているとは
思わないかい、とくに別れのシーンは?
もしも書ききれない時は、その後で回想として挿入するとか……こういう話は、色々使いやすいんだよ」
出 「なるほど。それじゃあ、つまりどうすればいいんでしょうか?」
ス「まあ、基本的に自分がコイツだったらどうするか……こういう時、読書感想文は
助かるんだよ。 すぐに登場人物になりきれる準備をしておくんだね」
出 「それじゃあ、次でいよいよ最後!……です。多分」
第3位〜第2位〜第1位 管理人賞・特別賞
以下、全てじおすのものです。
第3位 けめ吉さん 85点(投票10点・75点)
全九話 |
けめ吉さん | 以前から、ドラえもんのホラー書きたいなぁとか思ってたわけです。 ぶっちゃけ、the netもまだ続きだしやばいんだけどね。 まぁ、許してやってください。 |
ホラーは、正直読みやすい分野ではないですがこれは違いました。
まず、一つ一つ文章が切ってあるので、非常に審査が楽でした。
ストーリーも、悪くはありません。
怖いもの好きな人は、もっと読みたくなる理由をつけます。
そこで、けめ吉さんの、ホラーがもっと怖くなるようにするには、伏線を貼る事です。
伏線とは、これから起こる出来事を予測させるようなものです。
フラグとも言いますね。 ともかく、これを一つでも作っておけば、
「ああ、これってこのためにあったんだ〜〜」
という好印象を誘えます。
第1位 柳谷法輪さん 100点(得点100点)
全一話 |
柳谷法輪さん | 一見ドラえもんと関係なさそうに思えますが、 一応ちゃんと(?)ドラえもんの世界観を取り入れています。 |
こういう作品は、本当に初見でした。
もう文句なしで100点です。強いて言うならば、投票がなかった理由があります。
一つ、読む側の気持ちです。
難しい言葉があります、読めない漢字があります。
少なくとも、この読めない漢字は中学三年くらいを上限にするのがベストです。
しかし、内容は普通に100点です。
世にも奇妙な物語を見ているような気分でした。 しかし、キャラクターの個性もしっかり出すべきです。
これからも、止むことなく小説を書きつづけてください。
第1位タイ 文矢さん 100点(得点90点・投票10点)
第七話まで |
文矢さん | 今までヒューマン的なのを書いていたら 優勝無理だったんでミステリーで挑戦。 シティで書いているドドーラみたいな感じでお楽しみ下さい。 |
|
全十三話 |
文矢さん | 上と同じ |
これまで、ドキュメンタリーのような方式から一気に代わり、
金田一○○のように、ミステリーです。
話は、来訪者を軸として内容が進んでいきます。意外な展開、意外な犠牲者。
うきあがる疑念や物証。
そして、オリジナルキャラの警察官の設定も完全に入っています。
オリキャラを上手く使っています。 オリキャラを使うのは、スゴイ証拠です。
残念なのは、ドドーラのようにはいかなかったことです。
例えば、「トリック」のようにすれば、ミステリーは避ける人も、ミステリーの面白さに引き込まれていくはずです。
しかし、文矢さんは悲願の初優勝です。おめでとうございます。
グランプリ
「来訪者」 (作 文矢さん)
「練馬奇憚ー土管の中ー」 (作 柳谷法輪さん)
準グランプリ
「怪談」 (作 けめ吉さん)
管理人賞
「RAGNAROK」 (作 名無しさん)
バトルがかなり壮絶でした。 意外性は一番なある意味衝撃な作品でした。
一番長いで賞
「ハイパーヒーロー作戦―蒼き最強のヒーロー―」
(作 ゼクロス・アークウィンドさん)
文章の構成に恐ろしいほど長けており、設定もしっかり作っていました。
痛快でいいで賞
「WP最強決定戦」 (作 アルタさん)
サバイバル戦が、あっさりとさっくりと書いてあり、かなり読みやすいです。
読み終わった後、「のび太ァァ!」と思うことうけあいです。